鹿島社長に押味氏昇格中村社長は会長に

押味至一専務執行役員 鹿島は24日、押味至一専務執行役員(66)が6月25日付で社長に昇格する人事を固めた。中村満義社長(71)は代表権のある会長に就く。中村氏は2005年に就任、東日本大震災後の東北の復興工事に注力した。空席だった会長職に就き押味新社長を支えるほか、日本建設業連合会の会長として業界活動にもあたる。 押味氏は現在、関西支店長。建築畑で、主に横浜地区の主要工事を担った。20年の東京五輪や27年開業のリニア中央新幹線の関連工事の受注を狙う。 押味 至一氏(おしみ・よしかず)74年(昭49年)東工大工卒、鹿島入社。05年執行役員、10年専務執行役員。神奈川県出身。

鹿島、押味新社長を発表「現場第一主義を徹底」

記者会見する鹿島の押味次期社長(左)と中村社長(24日午後、東京都千代田区) 鹿島は24日、東京都内のホテルで記者会見を開き、押味至一専務執行役員(66)が6月25日付で社長に昇格する人事を正式発表した。中村満義社長(71)は代表権のある会長に就く。次期社長に押味専務執行役員を選んだ理由について中村社長は「首都圏で大規模建設が目白押しの中、(押味氏のように)建築部門に熟知した人間が必要だ」と話した。押味新社長は「現場第一主義を徹底したい。海外ではアジア・米国・欧州を中心に収益を上げていきたい」と抱負を語った。 押味 至一氏(おしみ・よしかず)74年(昭49年)東工大工卒、鹿島入社。05年執行役員、10年専務執行役員。神奈川県出身

鹿島、押味氏の社長昇格を発表海外市場取り込み急ぐ

 鹿島は24日、押味至一専務執行役員(66)が6月25日付で社長に昇格する人事を正式に発表した。中村満義社長(71)は代表権のある会長に就く。同日、都内で開いた記者会見で「鹿島の現場力を高め、さらに信頼される会社となるように全力を挙げる」と抱負を述べた。 中村社長は押味新社長を支えるとともに、日本建設業連合会の会長として業界活動にも注力する。 押味氏で創業一族以外のトップが4代続く。渥美直紀副社長(65)、石川洋専務(55)の創業家一族も6月の株主総会後の経営陣に名を連ねる。中村社長は「鹿島をつくってきた創業家を尊敬している。ただ、社長には時代に即した人物を選ぶことが重要」と述べた。 鹿島の2014年4~9月期の連結営業利益は前年同期比57%減の33億円だった。大型ビルを安値で受注したり、急上昇した人件費などのコストを転嫁できなかったりしたことが響いた。 海外市場の取り込みも急ぐ。売り上げ全体に占める海外事業の割合は2割で、ゼネコン(総合建設会社)大手では最も高い。押味氏は「グローバル展開を強化して収益を上げる」と強調した。